ベーシックコース(B日程)第5・6回 

2017年9月2日(土)、3日(日)にベーシックコースB日程の第5・6回目が開催されました。

1日目は、院長・船越栄次先生による治療計画について講義を行います。

臨床診査の結果・データを元に診断、予後を判定し、治療計画を立てていきます。

Ideal Plan をたて、患者様の希望、状態、協力度等を含めた多くの要素を取り入れながら Alternative plan をたてていきます。抜歯の選択も誤れば、隣在歯の寿命を縮めてしまうかもしれません。正確な診断と治療計画をたてるための基準を学んでいきます。

午後は歯周外科を想定したSRP実習です。

分岐部の歯石除去や、超音波チップの当て方などのポイントを押さえていきます。

(左からスタッフ 高尾先生、講師 柴戸先生)

(スタッフ 笹田先生)

超音波スケーラーで大まかに歯石除去を行った後は、手で仕上げていきます。

前回と同様、根面を滑沢化させます。

(スタッフ 高尾先生)

実習後はライブオペへ。今回は、矯正によって歯肉退縮が起きてしまった方への遊離歯肉移植術を行いました。

懇親会は平尾駅の近くにある「シナモンガール」へ。

美味しいお酒と料理でお腹いっぱいです!
が、博多の夜はこれでは終わりません。この後、元気な先生方は福岡の焼鳥を求めて2軒目と消えていきました…。

2日目には、研修会講師である米国歯周病専門医・植田和弘先生がIndiana大学院歯周病科で実際に学んだ治療計画をもとに講義を行います。

そしてこれまでの資料をもとに、先生方にはご自身の治療計画をたてていただきました。

 

その後は、ある症例の治療計画をグループごとにたてていただき発表・比較検討です。


そして最後はシャープ二ング実習です。この作業を怠るか怠らないかで、 SRPやオペ時のデブライトメントの効率が変わってきます。当院ではオペ前はもちろん、SRP前も必ずシャープ二ングを行います。ぜひともマメなシャープ二ングを医院全体で行ってみてください!

(講師 松延先生)

次回はいよいよ歯周外科についての講義、実習にはいっていきます!!
来月また先生方とお会いできるのを楽しみにしております。

重永