ベーシックコース(B日程)第9・10回

2017年11月11日(土)、12日(日)にベーシックコースB日程の第9・10回目が開催されました。

1日目は、院長・船越栄次先生による歯肉歯槽粘膜形成術(M.G.S.)の講義からスタートです。

歯肉歯槽粘膜形成術は付着歯肉の幅を増やす、根面露出などの審美性を改善する、口腔清掃を容易にするため、などを目的として行います。

講義で概要、術式を学んだ後は、遊離歯肉移植と両側歯間乳頭有茎歯肉弁移植の模型実習を行いました。

切開線の設計や、移植片を採取する際のポイントを押さえて行きます。
(講師 柴戸先生)

(スタッフ 高尾先生)

実習後はライブオペです。本日は遊離歯肉移植でした。
ビデオ撮影を行っているのは代診5年目の日高先生です。
日高先生のおかげで院長のオペさばきを一つも見逃すことはありません!

オペ終了後は院長の解説です。

その後は懇親会へ。本日は博多名物の水炊きです。
呉服町にある「水たき 長野」におじゃましました。

鶏の旨味がたっぷり染み出たスープは、濃厚でありながら素朴で優しい味です。
いつ来ても美味しいお店です。

Indiana大学歯周病科を卒業された岸本先生も遊びに来てくださいました。
シメのおじやまで美味しくいただきました♪

2日目は船越歯周病学研修会講師の米国歯周病専門医・植田和弘先生による歯周外科実習です。今まで模型実習で行ってきたことを、豚の下顎骨を用いて行っていきます。ベーシックコースの実習の中で一番楽しいのが、この実習です。

(講師 植田先生)

今までは模型実習のみで感覚がつかみづらかったと思いますが、豚を用いることで部分層弁・全層弁でのフラップの翻転、歯肉を根尖側に移動させる際の縫合、歯肉整形や骨整形などを行う際の器具の使用方法やコツを、下模型実習時よりも体感してもらえたのではないでしょうか。
(講師 植田先生)

(講師 宮崎先生)

実習後は受講している先生の症例検討を行いました。ありがとうございます。

早いもので次回は最終回です。
最終回は機械的・物理学的再生療法についての講義・実習です。
(当研修会はエムドゲイン認定コースとなっております。)
そして日曜日の午後は昼食会を兼ねたCertificate授与式、および記念撮影を行いますので、よろしくお願いいたします。

来月また先生方とお会いできるのを楽しみにしております。

重永