マスターコース 第7・8回目

皆様、新年あけましておめでとうございます!!
2018年の船越研修会がスタートしました。
1月13日(土)・14日(日)、マスターコース第7・8回目が開催されました。

船越先生のRidge Preservation Technique の講義からスタートです。

抜歯後の治癒過程で引き起こされる頬舌的・垂直的骨吸収を予防するために行う処置で、さらに一次閉鎖を行わないOpen Barrier Membrane Techniqueを症例とともに紹介していきました。

講義後は模型実習です。
切開線のデザインや、膜を設置するポイント等を習得していただきました。

その後はライブオペで、本日の内容はインプラントオペでした。
執刀医・船越先生、ビデオ撮影編集・日高で毎回お送りしています。

今回の会場は創業90余年の老舗『水炊き 長野』で、博多名物・水炊きをいただきました。博多に来たら是非とも立ち寄って欲しいお店です。

中盤に差し掛かってくると、顔が赤い先生が増えて来ますね(笑)
寒い冬の時期の鍋は格別に美味しく、体が温まりますね。

2日目の午前は採血・PRP・PRFの実習です。
副院長・柴戸和夏穂先生による講義・デモを行ない、

まずは採血の相互実習から。
やはり麻酔科、口腔外科出身の先生方は難なくこなしてます。

血管を触知して、採血する血管を決めていきます。

(講師 左:宮崎先生 右:牧先生)

それを元に実際にPRP・PRFの作製方法、取り扱い方等をを習得していただきました。

そしてPRFのデモでは、口角炎がなかなか治癒しない先生がいましたので、治癒促進を狙いPRFを口角へ。経過が楽しみです。

午後は軟組織におけるRidge Augmentationについて講義・模型実習を行いました。

抜歯や外傷等の原因で歯槽堤が垂直的/水平的に陥凹を生じている場合に行う整形外科手術です。

模型だとゴム歯肉なので操作が難しくはありますが・・・
トリミングや受容側に結合組織を設置する際のコツ等を習得していただきました。

船越先生のアドバイスに耳を傾け、皆様真剣です。

最後は受講されている先生方に症例発表をしていただきました。

症例をお持ちくださった先生方ありがとうございました。

来月はBio-Oss®・Bio-Gide®を用いたRidge Augmentation・GBR等およびCorticotomyについて講義・実習を行う予定です。
来月も先生方にお会いできるのを楽しみにしております。

そして2018年も、船越歯科研修会を是非ともよろしくお願いいたします。

重永