マスターコース 第1・2回目

2017年10月28日(土)、29日(日)にマスターコースの第1・2回目が開催されました。

台風の影響が出ないか心配していましたが、無事この日を迎えることができました。北は岩手県、南は沖縄まで、総勢26名の先生方とともにスタートします。

1日目は、院長・船越栄次先生による歯周外科総論・各論の講義からです。ベーシックコースの後半に習得していただいた歯周外科について、症例とともに総復習していきます。

第1回目のライブオペは、垂直的骨欠損に対しての骨移植でした。
明日の講義に直結する内容となっており、オペ後も質問が飛び交いました。

夜は恒例の懇親会、今回は料亭「三光園」に受講された先生方を招待させていただきました。

ベーシックコースから顔見知りな先生方も多く、お酒もいつにも増して進みます!!

博多の夜は長いです。皆様それぞれ二次会へと足を運んで行かれました。

 

2日目は骨移植の講義・実習を行います。
骨の選択基準から術式まで、エビデンスとともに紹介していきます、

とても勉強熱心な先生方ばかりで、講義後も質問が飛び交います。

講義終了後は実習へ。


(船越先生)

(講師 柴戸先生)

そして最後に船越歯周病研修会の講師である木村英隆先生に「歯周組織再生療法」について講演を行っていただきました。

(左から 船越先生、講師 木村先生)

次回は骨外科・炭酸ガスレーザーの講義、実習、豚下顎骨を用いた実習です。また船越歯周病研修会の講師発表も行います。

来月また先生方とお会いできるのを楽しみにしております。

ベーシックコース(B日程)第7・8回 

2017年10月7日(土)、8日(日)にベーシックコースB日程の第7・8回目が開催されました。

1日目は、院長・船越栄次先生による歯周外科総論の講義からスタートです。

これまで研修会を通して先生方には歯周病を学ぶうえで基礎となる歯周組織、歯周病分類、初期治療、治療計画、そしてスケーリング・ルートプレーニングの大切さなどを中心に習得していただきました。

今回はいよいよ歯周外科についてです!

総論を学んだのちに、歯肉切除術および歯肉整形術の講義・実習を行いました。

現在は炭酸ガスレーザーを用いて行うことがほとんどですが、こちらはマスターコースにて。

骨が露出しないよう、切開線の角度に注意しながら行います。

(スタッフ 笹田先生)

ゴム模型なので、どうしても歯肉整形が難しいです。

(スタッフ 高尾先生)

その後はライブオペ見学です。

本日のライブオペの内容は歯肉剥離掻爬術および骨移植でした。

夜は「もつ幸」にてもつ鍋と餃子を堪能します。

福岡ではとても有名店で、鶏がらスープで煮た具材を自家製酢醤油でいただくもつ鍋です。もつ鍋が苦手な方でも美味しくいただける一品です。

 

2日目は、歯肉剥離掻爬術(FOP)についての講義・実習です。

切開や剥離、縫合のポイントはもちろん、先生方が臨床を通じて疑問に抱いたことなどをここで解決・習得していただきます。

(講師 堀田先生)

(講師 宮崎先生)

最後は受講されている先生に症例発表を行っていただきました。

受講された先生方、おつかれさまでした。

次回は歯周外科(MGS)の講義・実習および、これまで模型で行った歯周外科の術式やさらに模型では練習できない術式を豚下顎骨を用いて実践していただきます。

来月また先生方とお会いできるのを、院長をはじめスタッフ一同楽しみにしております。

重永