2018年度 マスターコース 第11・12回目

3月23日(土)、24日(日)
平成30年度マスターコース(第28期)の 最終回、第11・12回目が開催されました。暖かい日が続いていると思いきや、この2日間は気温が再び下がり、関東の先生たちが『九州なのに寒い!!』と驚かれてました。

1日目は船越栄次先生によるインプラントの講義(総論・各論)からスタートです。

当研修会はStraumann インプラントの認定コースとなっております。当院でも使用しているこのインプラントは、国際的非営利学術組織であるITI(International Team for Implantology)による、エビデンスに基づいた長期予後が確証されたインプラントです。

講義後はライブオペをご見学いただきました。今回の内容はインプラント埋入および同時GBRでした。

 その後は最終回で毎回お世話になっている『海幸 福ビル本店』にて懇親会です。最終回の懇親会は当然ながら、今まで以上の盛り上がりを見せます。

先生方の笑顔が楽しさを物語っております。

最後は院長の1本締めにて終了です!福岡最後の夜を楽しんでいただけたのではないでしょうか。

2日目には、当研修会講師である日本歯周病学会専門医・山下素史先生によるCTの講義からスタートです。

インプラント治療に必須となるCTの仕組みから読影術を、症例とともに習得していただきました。

その後は、院長 船越栄次先生によるインプラント治療においての治療計画に関する講義を行い、

そして模型・豚骨を用いてインプラント埋入実習(Tissue Level および Bone Level Implant)です。Straumann インプラントが初めての先生も、そうでない先生も、器具・手順を確認しながら確実に進めていきます。

模型実習後も質問がやみません。

そして豚下顎骨にもインプラント埋入です。

これにてマスターコースにおける全日程が終了しました。

最後は昼食会をかねたサティフィケート授与式を行います。

船越栄次先生の開会の言葉から始まり、

乾杯!!

 

食事後はサティフィケート授与式です。
一人一人、船越先生から授与され、記念撮影をパシャリ。

総勢26名の先生方がマスターコースを受講し終え、サティフィケイト授与式に参加されました。

受講された先生方、6ヶ月間本当にお疲れさまでした。勉強熱心な先生方に触発され、とても充実した半年間でした。

院長、スタッフともにまた先生方にお会いできる日を楽しみにしております!!

 

重永

2019年ベーシックコース(A日程)3,4回目

3月2日(土)、3日(日)
2019年度ベーシックコース(A日程) 第3・4回目が開催されました。

1日目は初期治療の講義からスタートです。

初期治療は歯周外科処置・修復処置前に、歯周病の原因となっている局所因子を除去し、診断・治療方針をより確実にする役割を持ちます。その中でも歯周外科治療を行う上での基本となるスケーリング・ルートプレーニングに着目していきます。

ライブオペでは下顎前歯部のクラウンレングスニングをご見学いただきました。

先生方みなさま、院長の手技・言葉の1つ1つを逃さないよう真剣に見入っていました。

その後はリニューアルしたもつ鍋専門店『もつ幸』にて懇親会です。

研修会の先生方にも人気のお店で、今回はお酒のみならず、もつ鍋のおかわりがダントツ多かったです!博多の味を楽しんでいただけたのではないでしょうか♪

2日目はスケーリング・ルートプレーニングの実習です。まずは抜去歯牙で。

院長によるデモを行い、

実践。カリカリカリカリ。スケーラーの音が響き渡ります。

その後は盲目下で歯石を触知できるよう、目隠しをしていただき実践です。

最後は模型で。当然ですが、手がクタクタです。

どれだけ手指感覚が大事なのかが再確認できたのではないでしょうか。先生方お疲れ様でした。

午後は副院長 柴戸和夏穂先生による実習デモからスタートです。

患者様への対応やブラッシング方法を再確認していただくためPCR作成と、スケーリング・ルートプレーニングの相互実習を行っていきます。

普段は歯科衛生士が行う処置ですが、実際にやってみると疑問がたくさん出てきます。

 

次回は船越栄次先生と研修会講師の米国歯周病専門医・植田和弘先生による治療計画の講義・実習になります。

また来月先生方とお会いできるのを楽しみにしております。

重永