Advance Course
船越歯周病学研修会
インプラントアドバンスコースのご案内
インプラント治療の知識・技術の向上を目指すコースで、ベーシックコース、マスターコースを受講されていない先生にも受講いただけます。本コースでは、近年適応症が拡大しているインプラント治療において、歯槽骨の骨幅の不足、上顎洞底までの距離が短いなどの難症例に対応できるGBR、上顎洞底挙上術、ピエゾサージェリー、インプラント周囲炎の治療を中心に習得いただきます。
講義の実施スケジュールは、1ヵ月に1回、計3ヵ月(3回)となります。土日2日で1回となりますので、計6日(3回)受講いただきます。
研修概要 | ①ソケットプリザベーション ②サイナスリフト ラテラルウィンドウ法/オステオトーム法 ③GBR ④ビエゾサージェリー ⑤インプラント粘膜炎・周囲炎の治療 ⑥手術見学(毎回) ※日程については諸事情により変更する可能性があります。 |
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講師 | 船越栄次、柴戸和夏穂、植田和弘、木村英隆、吉田茂、宮崎元志、牧幸治、野々下信幸、山下素史、安増一志、中野宏俊、松延允資、明石悠子、堀田慎一郎、武井宣暁、笹田雄也、髙尾康祐、日高祥吾、周藤巧講師紹介 |
会場 | 船越歯科医院およびフナコシペリオセンター アクセスはこちら |
受講料 | 税込360,000円(材料費・消費税含む) |
Schedule 開催日程
コース開始日に全日程のタイムテーブルをご連絡します。
募集中【16期】日程(2025年4月~6月)6日間
1回目 | 2025年4月12日(土)・13日(日) |
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2回目 | 2025年5月10日(土)・11日(日) |
3回目 | 2025年6月7日(土)・8日(日) |
Example 日程表・時間割例
研修日程・時間割の参考例になります。
各コースの進行・詳細は、全日程のタイムテーブルなどを含めお申し込みいただいた各コース開始日にご連絡します。
※日程については諸事情により変更する可能性があります。
1日目 | Open Barrier Membrane Technique(講義) Ridge Preservation Open Barrier Membrane Technique(講義) Ridge Augmentation 下顎模型Open Barrier Membrane Technique実習 歯周外科手術見学 |
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2日目 | Sinus Lift(講義) Lateral window technique(講義) 上顎模型でのLateral window technique実習 Osteotome technique(講義) 上顎模型でのOsteotome technique実習 |
3日目 | Guided Surgery(講義) ガイドを用いた埋入実習 インプラント即時埋入(講義) インプラントライブオペ見学 |
4日目 | Bone Level Implant(講義) Piezoelectric Surgery(講義) 卵を用いたPiezoelectric Surgery (実習) 豚顎を用いたスプリットクレスト オープンバリアメンブレンテクニック Piezoelectric Surgery (実習) |
5日目 | Peri-Implantitis(講義) ライブオペ |
6日目 | Er:YAGレーザー(講義) 豚顎を用いたPeri-Implantitis(裂開型骨欠損)実習 Er:YAGレーザー講義 Er:YAGレーザー実習 口腔内スキャナーによるインプラント補綴 (講義) |
10:00~1:00 p.m. | Open Barrier Membrane Technique(講義) Ridge Preservation |
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1:00~2:00 p.m. | 昼食 |
2:00~3:00 p.m. | Open Barrier Membrane Technique(講義) Ridge Augmentation |
3:00~3:30 p.m. | 下顎模型Open Barrier Membrane Technique実習 |
3:30~5:00 p.m. | 歯周外科手術見学 |
7:00 p.m. | 歓迎懇親会 |
●リスク・副作用
○歯周病治療/歯周組織再生治療/歯周外科治療にともなう一般的なリスク・副作用
・内容によっては自費(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。詳細は歯科医師にご確認ください。
・歯周病の進行状況によりますが、歯垢や歯石の除去時に痛みを感じることがあります。
・治療に対して患者さまが協力的でない場合は、改善に時間がかかり、治療期間・回数が増えることがあります。
・歯周病の基本治療で改善しないときには、歯周外科治療や歯周組織再生療法が必要になることがあります。その場合、歯肉を切開するため腫れや痛みをともなうことがあります。
・治療後歯肉が下がることがあります。
・治療によって歯肉が引き締まってくるため、被せ物と歯肉の段差とが目立つことがあります。
○インプラント治療にともなう一般的なリスク・副作用
・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気などの副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。
○骨造成にともなう一般的なリスク・副作用
・機能性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・外科手術が必要となります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・治療後、骨がしっかりと作られるまで3~6ヵ月の治癒期間が必要です。
・歯周病の方、心疾患や骨粗鬆症など内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないことがあります。
・口腔内の衛生状態の悪い方、顎骨が足りない方、免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病発生リスクの高いとされる糖尿病の方、喫煙する方は、すぐに治療できないことがあります。
・日常的に服薬しているお薬などが治療に影響することがあります。
・サイナスリフト・ソケットリフトの処置にあたり、上顎洞膜が破れる可能性があります。その場合、手術後に抗生剤を服用して感染を予防し、膜が自然に治癒するまで待ちます。
・体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨とが結合しない場合があります。この場合、原因を取り除き、ご希望があれば再治療を行ないます。
・骨の成長途中であるお子さま(おおよそ18歳未満の方)、妊娠中の方は治療が受けられません。