2018年度マスターコース 9,10回目

2月16日(土)、17日(日)
2018年度マスターコース(第28期)の 第9・10回目が開催されました。

1日目は炭酸ガスレーザーについてです。

当研修会講師の日本歯周病学会専門医・堀田慎一郎先生および松延允資先生の講義からスタートです。

当院に炭酸ガスレーザーを導入してから、10年が経過しました。治癒促進、抜歯窩止血、歯肉切除、小帯切除、う蝕処置への応用、細胞遮断膜としての応用、硬組織への応用等、炭酸ガスレーザーを使用しない日はありません。

午後は船越栄次先生による講義です。当院で行われている多くの臨床例をご紹介させていただきました。

講義後は豚骨を用いて、実際に炭酸ガスレーザーの実習を行っていきます。流石に10台もレーザーが並ぶと迫力ありますね!

 

一番新しい 炭酸ガスレーザー OPELASER NEOS および ダイオードレーザーOPELASER Filio も体験していただきました。

一度導入すると手放せなくなる炭酸ガスレーザー、ぜひ日常臨床に取り入れてみては(^^)

実習後は懇親会へ。

今回の会場は『焼肉 利花苑 中洲明治通り店』で、焼肉を堪能しました。
ブタ実習時はたまたまですが焼肉率が高い気がします笑

回を増すごとに、盛り上がり度も増していきます。


博多の夜を楽しんでいただけたでしょうか♪

2日目は、矯正に歯周外科を併用したAccelerated Osteogenic Orthodontics™️ Procedure(AOO)である Wilckodontics ® について講義からスタートします。ChicagoにてDr. Wilcko 先生方の元で学んだこの手法を、臨床データとともに先生方に提供いたします。

その後は模型実習です。実際にどのように骨切除を行っていくかを習得していただきます。

午後からは、Corticotomyについて医療法人社団 真美会 銀座矯正歯科でご開業されている 特別外部講師・深沢真一 先生にご講演していただきました。

多くの症例を見せていただきました。ありがとうございました。

そして実際にライブオペでWilckodontics®︎をご見学いただきました。

早いもので、今マスターコースも次回が最終回です。

最終回はインプラントについて講義・実習、および当研修会講師である日本歯周病学会指導医・山下素史先生によるComputed Tomography(CT)に関する講義を行います。

また来月先生方とお会いできるのを楽しみにしております。

重永

2019年ベーシックコース(A日程)1,2回目

2019年2月2日、3日にベーシックコースA日程の第1・2回目が開催されました。今回は総勢23名の先生方とともにペリオを学んでいきます。

船越栄次先生による歯周治療を学ぶ上で基礎となる歯周組織、歯周疾患についての講義からスタートです。

そして1日目の講義終了後は、毎回行われるライブオペです。今回は全層弁歯肉剥離掻爬術をご見学いただきました。

先生方、メモをとりながらテレビ画面に釘付けです。

研修会終了後は懇親会へ。

大名にある「博多料亭 稚加榮」に向かいます。

当研修会主宰・船越先生の挨拶からスタートです。

はじめは少し緊張されてた先生方も、美味しいお酒と料理でお話も盛り上がりを見せていました。

同世代の先生方も多く、変顔するほど仲良くなりました(笑)

院長と船越歯科スタッフ9名+研修医1名がこれから先生方のお手伝いをさせていただきます。これから半年間よろしくお願いします!!

2日目は、口腔内写真撮影および歯周組織検査の相互実習を行います。

副院長・柴戸 和夏穂先生による実習デモンストレーション後、実習を始めます。

これらは臨床の中で治療計画をたてるうえで大切な資料となる二つです。

この回では口腔内写真撮影を正確に綺麗に撮影するコツを、各グループのインストラクターとともに学ぶことができます。

     

歯周組織検査の実習では、まず適切なプローブ圧を確認していただき、実際に口腔内で行っていきます。

先生方、みなさま真剣です。普段、歯周組織検査は他スタッフに任せられている先生方も多いとは思いますが、この検査を自身ですることで口腔内の状況を把握しやすくなります。

 

次回は初期治療、スケーリング・ルートプレーニングの講義・実習およびPCR相互実習を行います。
また来月先生方に会えるのを楽しみにしています。

重永