2019年 ベーシックコース(A日程)第9・10回

2019年6月1日、2日にベーシックコースA日程の第9・10回目が開催されました。

1日目は、院長・船越栄次先生による歯肉歯槽粘膜形成術(MGS)の講義からスタートです。

講義後は、今回まだ実施できていなかったシャープニング実習から。
SRPやFOPのデブライドメントを効率よく実施するための、大事なワンステップです。

砥石をあてる角度や動かし方を習得していただきました。

その後は模型実習にて、遊離歯肉移植術と両側歯間乳頭有茎歯肉弁移植術を行いました。

先生方みなさま真剣です。
一人の先生が疑問に思うことは、他の先生方も同じです。
勉強熱心な先生方に囲まれながら、副院長・柴戸先生が手技のコツを説明しています。

実習終了後はライブオペです。
歯肉弁歯冠側移動術に先立ち、角化歯肉を増加させるために行う、下顎前歯部への遊離歯肉移植術をご見学いただきました。

 

夜の懇親会は博多リバレイン内の「博多の砦」でしゃぶしゃぶをいただきました。懇親会会場として利用するのは初めてでしたが、料理もお酒も大変美味しかったです!

5回目ともなると、自然と会話も盛り上がり、お酒の量も増えますね(笑)

歯科の話からプライベートな話まで、どの席も盛り上がっておりました!!

 

2日目は当研修会の講師である米国歯周病専門医・植田和弘先生による豚下顎骨を用いた歯周外科実習を行いました。

部分層弁・全層弁でのフラップの翻転、歯肉を根尖側に移動させる際の縫合、歯肉整形や骨整形などを行う際の器具の使用方法やコツを習得していただきました。

やはり模型実習とは一味違い、先生方みなさん大変楽しそうに実習に臨んでおりました。

そして最後に院長・船越先生の長期症例について講演を行いました。

次回は機械的・物理学的再生療法についての講義・実習です。
当研修会はエムドゲイン認定コースとなっております。

ついにこのベーシックコースも次回で最終回です。
来月また先生方とお会いできるのを楽しみにしております!!

重永