2017年8月5日(土)、6日(日)にベーシックコースB日程の第3・4回目が開催されました。
1日目は、院長・船越栄次先生による初期治療およびスケーリング・ルートプレーニングについて講義を行います。
初期治療は、歯周外科処置や修復治療前の歯肉の炎症を軽減させるだけでなく、初診時の診断と治療方針をより確かなものに高め、治療を成功に導くための情報を提供する役割を担っています。そしてこの期間中のブラッシング指導およびSRP中は、ただ処置を行うのではなく患者様のモチベーション(動機付け)を成功させることが鍵となります。
今年から船越歯科に勤務した新人衛生士さんと技工士さんも一緒に講義を受けています。
講義後はライブオペへ。
今回は歯肉剥離掻爬術、骨整形を行いました。
夜は焼肉の名店「利花苑」にて懇親会です。
夜になっても30度を超える暑い日には、ビールと焼肉が合います!!
そして2日目はスケーリング・ルートプレーニングの実習です。
まずは院長 船越栄次先生よりデモを行い、先生たちにも実践していただきました。スケーラーのエッジが歯面にかかる感覚を覚えます。
(講師 高尾先生)
次に盲目下で歯石を触知できるよう目隠しをしてのスケーリング・ルートプレーニングを行い、
最後には顎模型を用いても行いました。みなさん真剣です。
さすがにこの時間になると、先生方の手も疲れてきていました。
(講師 宮崎先生)
最後は模型から歯牙を外し、どれぐらい歯石が残存しているかチェック。
午後は副院長 柴戸和夏穂先生による実習デモを行ない、
(副院長 柴戸和夏穂 先生)
まずはPCR作成です。
磨けてないところをご自身で確認してもらい、鏡を見ながらブラッシング。当院オススメの歯ブラシを受講生の先生方に使用してもらいました。
その後はスケーリングの相互実習を行いました。
ぜひとも日々の臨床の中で実践してみてください!!
次回は院長 船越栄次先生と研修会講師の米国歯周病専門医・植田和弘先生による治療計画の講義・実習になります。
また来月先生方とお会いできるのを楽しみにしております。
重永